ミツバチが繋ぐ希望のいちご
2013年11月11日~11月17日放送
東北放送 ラジオ制作部 石澤雅幸
【番組概要】
宮城県南部、東北有数のイチゴの産地、亘理町。この地で行われている、ビニールハウスでのイチゴ栽培は、秋から春にかけて最盛期を迎えます。この地は、2年半前の津波で壊滅的な被害を受けました。、そして今、一歩一歩復興にむけ進んでいます。そのイチゴの栽培に欠かせないのがミツバチ。花粉を運ぶ役割を果たします。このミツバチを育て、イチゴ農家に貸し出しているのが、17年前、亘理町に隣接する丸森町に移住してきた養蜂家・石塚武夫さんです。石塚さんのミツバチへの思いとは?そして、石塚さんと農家の希望を乗せたミツバチが繋ぐ実りを、ミツバチの羽音と共にお伝えします。
【制作意図】
津波で大きな被害を受けた、東北有数のイチゴの産地、宮城県亘理町。そこには、イチゴ農家、そして、イチゴ栽培に欠かせないミツバチを育てる養蜂家の姿がありました。特産品イチゴの復活にかける人々、そして、大事な役割を担うミツバチ。番組では、ミツバチが希望の架け橋となってつなぐ人々の思いを描きました。
【制作後記】
取材を進めるうちに、養蜂家のミツバチにそそぐ愛情が思った以上だった事、そしてミツバチがイチゴ栽培に欠かせない受粉という役割を果たすとともに、農家と養蜂家の思いを繋ぐ役割も担っていたことを知りました。ミツバチの羽音を交え、そこに関わる農家、養蜂家の思いをどのように表現したらいいか迷いながら制作しましたが、多少なりとも感じていただければ幸いです。
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