« 発掘!アセテート盤 | メイン | 時を超え、心に響く古時計の音色 »

2013年5月20日 (月)

歌い続けて50年 ふるさと八幡の歌

2013年5月20日~26日放送
RKB毎日放送 RKBミューズ 三輪肇

【番組概要】
1963年2月10日、旧五市(小倉、八幡、門司、戸畑、若松)も合併で誕生した福岡県北九州市は今年、市制50周年。工業都市として発展しながら、一方で公害問題を克服。環境再生を果たし、新たな街づくりが進んでいます。その旧五市の中でも、日本の近代化を支えてきたのが、製鉄の街・旧八幡市。その時代に作られた歌が「八幡市歌」です。その歌詞、メロディは、まさに製鉄所の城下町という活気に満ち溢れ、北九州市になり50年を経た現在でも、当時の息吹、そしてふるさとを思う気持ちをそのままに、今や口伝で市民の間で歌われているのです。

【制作意図】
八幡製鉄所をシンボルとして、この地から日本の発展の基礎が作られていったという自信と誇り、そして公害を乗り越えた現実を受け入れながら、歌い続けられている「八幡市歌」。半世紀を越え、なお生き続ける「八幡市歌」と、この歌を歌い続ける人々との関わりを描いていこうと考え、企画しました。

【制作後記】
今回の取材でお会いした、地元町内会役員の浜辺篤さん、旧八幡市役所OB会副会長の岸野利之さん。お二人とも、当時の「製鉄の街」の活気ある情景をご自身の宝物のようにお話しして下さいました。岸野さんとの取材後の雑談では、「最盛期の製鉄所に勤めながら、後に産業構造の転換などで、全国各地に移った方々も多い。どこかで、この歌と懐かしく再会してくれる人もいるのでは?」という印象的でした。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/563083/31545677

歌い続けて50年 ふるさと八幡の歌を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

ブログ powered by TypePad