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2013年3月22日 (金)

魂にとどく、大地の音色

2013年3月18日~2013年3月24日放送
西日本放送 ラジオセンター 白井美由紀

 
オカリナ奏者で、オカリナ作家の小路陽光さんは土笛(オカリナ)の音色に魅せられ、地元の土を使った「楽器」としてのオカリナを製作。香川県でミクロの金型成形技術を持つ企業、長峰製作所とコラボレーションして、そのオカリナの量産にとりくんでいます。「楽器」としてのオカリナは、他の楽器との「ピッチ」を合わせるため緻密な容積計算をして、正確に調律されています。

とてもシンプルなのに、演奏するにも製作するのも職人技を必要とするオカリナ。演奏者としての技術、陶芸の技術、さらには物理の知識まで不可欠です。

 取材を通して、土を愛し音を愛し、そしてふるさとを愛する小路さんの熱意を感じました。
現在は香川の伝統工芸「漆芸」を取り入れ、漆塗りのオカリナも作られています。

※取材ではオカリナの音色に本当に心いやされました。

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半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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