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2010年3月15日 (月)

モタレノ瀬戸の渡し船

熊本放送 ラジオ局編成制作部 畑中 雄治

熊本県宇城(うき)市にある「戸駆(とばせじま)」。

対岸の三角港(みすみこう)まではわずか400メートル。
島と港の間の『モタレノ瀬戸(せと)』に「渡し船」が通っている。
船頭はこの道50年の大ベテラン・佐藤のぶゆきさん・74歳。

昔は利用客であふれていた渡し船だが、昭和48年に大きな橋が
架かり、車で対岸に行けるようになると、利用客は激減。
今ではお年寄りや学生がわずかに利用するだけとなった。

素朴な人柄の船頭・佐藤さん、そして島の人々。
時の流れの中で移ろいゆく『モタレノ瀬戸の渡し船』を取材した。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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