受け継がれる雨音
山形放送 ラジオ制作部 植松 香織
皆さんは和傘の雨音を聞いたことがあるでしょうか。
現在、全国でも10軒程度しかないという和傘店。
山形では最盛期、100軒をこえる業者がいて東北一の産地に
なりましたが、現在は1軒だけがその伝統を今に伝えてます。
それが今回取材した古内和傘店。古内清一郎さん、清司さん親子が2人で営んでます。
自宅の奥にある作業場で傘を作っているお二人に、200年以上の
歴史がある山形和傘の魅力とは何か、また作り手がいなくなりつつある今、家業を継いだ理由などをうかがいました。
和傘が生み出す、どことなく優しい雨音を伝えられればと思っています。