都大路を駆ける想い
京都放送 ラジオ編成局編成グループ 山口 泰正
今年で第26回を迎える全国都道府県女子駅伝。
今でこそ、日本陸上競技のマラソンを中心とした女子長距離種目は、メダルを期待されるまでの種目に成長し、日本マラソンの男子はどうしたんだ?といわれることさえあります。
しかし、25年以上さかのぼると日本陸上競技の長距離は男子が世界でも優位に立っており、瀬古利彦、宗兄弟、中山竹通などの日本勢が有名大会ともなると海外選手を従え走る光景を良く見たものです。
そんな頃、京都では日本女子のレベルアップを切望する方々によって全国都道府県女子駅伝の構想がなされていたのです。
当初は、単純に駅伝といっても各県で陸上の競技人口の格差もあって一朝一夕には47都道府県がスタートラインに揃うことは難しいのではないかと想われていました。
そんな大会の立ち上げのころから京都陸上競技協会の立場で尽力されていた、京都陸上競技協会副会長、小山真吾さんに大会スタート時のエピソードや今後への想いをうかがいました。