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2006年7月31日 (月)

若さあふれる筑後川の鵜飼

RKB毎日放送 ラジオ制作部 吉田 勇樹

九州随一の大河、筑後川では、5月20日の鮎解禁と同時に、鵜飼が始まります。

筑後川で鵜飼を行っているのは3軒。このうち1軒は25歳の船頭、臼井万吉(うすいまんきち)さんと、万吉さんのいとこの21歳の鵜匠、臼井信郎(のぶろう)さんという若い二人がコンビを組んでいます。

万吉さんは14歳で父親の手伝いを始め、16歳で鵜匠としてデビューします。しかし、父親が3年前に亡くなり、信郎さんに鵜匠を教える傍ら、自らも船頭として修行を積み、昨年から二人でコンビを組んでいます。

若い二人には、経験の浅さという苦労のほかに個人経営で鵜飼を行っていることでの苦労もあり、鵜飼の現状に対して、しっかりした意見も持っています。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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