シャボン玉にのせた夢
四国放送 ラジオ局 編成制作部 佐野 美香
皆さんの周りの子供たち、何をして遊ぶのが好きですか?
最近、自然豊かな町で暮らす知人から、「うちの子は外で遊ばなくて、家の中でテレビゲームばかり…田舎で暮らしていても、そういう子が増えてきたわ。」と、こんな声をききました。
時代もあったんでしょうが、田舎で育った私は、毎日野や山で遊び、その季節、季節の中で遊ぶのが常でした。
でも、現代の子供たちはそういう子供が少なくなってきている…なんだか、とても寂しくなりました。
そんなとき、子供たちの元気で、かつ楽しそうな笑い声が、公園から聞こえてきました。そこには大きな大きなシャボン玉が。
直径60センチを超えている大きなシャボン玉が風に乗って飛び、子供たちが楽しそうに遊んでいる輪の中に、徳島シャボン玉を飛ばす会代表の吉野彭幸(ちかゆき)さんがいました。お話をうかがうと、本当に子供たちとシャボン玉が大好きだという事がわかりました。
また、取材してびっくりしたのは、喜んで遊んでいるのは、子供たちだけではないという事。子供に付き添ってきたはずの父親・母親・おじいちゃん・おばあちゃんが、子供に負けないくらいに楽しそうにしているのです。
シャボン玉は、子供たちだけじゃなくて、大人も幸せにしてくれるんですね。