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2004年5月17日 (月)

シャボン玉にのせた夢

四国放送 ラジオ局 編成制作部 佐野 美香

皆さんの周りの子供たち、何をして遊ぶのが好きですか?

最近、自然豊かな町で暮らす知人から、「うちの子は外で遊ばなくて、家の中でテレビゲームばかり…田舎で暮らしていても、そういう子が増えてきたわ。」と、こんな声をききました。

時代もあったんでしょうが、田舎で育った私は、毎日野や山で遊び、その季節、季節の中で遊ぶのが常でした。

でも、現代の子供たちはそういう子供が少なくなってきている…なんだか、とても寂しくなりました。

そんなとき、子供たちの元気で、かつ楽しそうな笑い声が、公園から聞こえてきました。そこには大きな大きなシャボン玉が。

直径60センチを超えている大きなシャボン玉が風に乗って飛び、子供たちが楽しそうに遊んでいる輪の中に、徳島シャボン玉を飛ばす会代表の吉野彭幸(ちかゆき)さんがいました。お話をうかがうと、本当に子供たちとシャボン玉が大好きだという事がわかりました。

また、取材してびっくりしたのは、喜んで遊んでいるのは、子供たちだけではないという事。子供に付き添ってきたはずの父親・母親・おじいちゃん・おばあちゃんが、子供に負けないくらいに楽しそうにしているのです。

シャボン玉は、子供たちだけじゃなくて、大人も幸せにしてくれるんですね。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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