« 山形桐紙~人間の手だけが伝えられるもの | メイン | ひょうたんがつなぐ心 »

2004年1月12日 (月)

大分県米水津村の「自然海塩」づくり

大分放送 ラジオ制作部 青山 松嗣

豊後水道に面した 大分県米水津村にある間越(はざこ)海岸で、昔ながらの製法で塩をつくっている古閑旭(こがあきら)さんを紹介。

古閑さんは、元は会社の経営者という立場でしたが、自分の生き方に疑問を持ち、「自然の中で何かをしたい」と思い、塩づくりを始めたそうです。古閑さんのテーマは「自然」。この間越の海に辿り着くまで、2年もの歳月がかかったそうです。

良い塩を造るためには、海と山の環境が大切とのこと。
製造としては、太陽と風の力を利用した天日と、釜で薪を利用して造る釜炊きの二種類。

今後、農業にチャレンジして、自分で育てた大豆と間越で造られる塩を利用して、加工食品に挑みたいそうです。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

ブログ powered by TypePad