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2002年1月 1日 (火)

利賀の初午

北日本放送 報道制作局 有沢 義之

利賀の初午は、約180年前から富山県利賀村に伝わる民俗行事。
ワラ馬を舞ったり、俵をころがしたり歌を歌ったり、全て子供たちの手だけで行われる神事。

家内安全や農作物の豊作を祈願します。しかし、利賀村は、人口1000人の小さな過疎の村。毎年、子供たちの数も減っています。そんな中、少ない人数ながらも、この文化を守ろうと一生懸命になっている子供たちの姿と、田舎の暖かさが、伝わればと思います。

当日は練習風景を取材させてもらいましたが、とにかく田舎の子供たちは元気!! マイクを向けると、ハシャいだり、ふざけたりと、中々思うように取材が進みませんでした。

しかし、皆、人なつっこく、そして仲がいい!! 久しぶりに子供らしい子供たちに会ったような気がしました。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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