利賀の初午
北日本放送 報道制作局 有沢 義之
利賀の初午は、約180年前から富山県利賀村に伝わる民俗行事。
ワラ馬を舞ったり、俵をころがしたり歌を歌ったり、全て子供たちの手だけで行われる神事。
家内安全や農作物の豊作を祈願します。しかし、利賀村は、人口1000人の小さな過疎の村。毎年、子供たちの数も減っています。そんな中、少ない人数ながらも、この文化を守ろうと一生懸命になっている子供たちの姿と、田舎の暖かさが、伝わればと思います。
当日は練習風景を取材させてもらいましたが、とにかく田舎の子供たちは元気!! マイクを向けると、ハシャいだり、ふざけたりと、中々思うように取材が進みませんでした。
しかし、皆、人なつっこく、そして仲がいい!! 久しぶりに子供らしい子供たちに会ったような気がしました。