番組モニター会
「録音風物誌」は1年に一度、番組コンクールを開催し、優秀な作品を表彰しています。
番組コンクール →★
「録音風物誌部会」担当者が某局会議室に集まり、8月~7月の1年間に各局が持ち回りで制作した約50作品をで試聴します。
そう、全作品聴いて講評し、最終的に外部の審査員をお招きし受賞作を決める『最終審査会』に残す10前後の作品を決定します。
毎月一度につき5~6作品のペースで試聴していくのですが、
審査会に向けての最終選考締切が7月末と迫り、部会担当者も嬉しい悲鳴を(笑)
テーマ、番組構成、音、演出。
地元ならではの音を使って情景を伝えられているか。
こんなガイドラインで作品を聴き、講評をまとめます。
部会担当者は制作経験者もいれば、営業、報道、果ては素人同然の管理人まで(リスナー代表ということで)
さまざまな職種の人達で構成されているので、モニター会もいろんな角度から意見が出て面白い!!
いや~言うだけなら簡単なのですよね~(笑)
ラジオはもちろん映像がありません。「音」だけでひとりひとり、聴いている人達にイメージを喚起させるって本当に難しい!
何かモノ作りの現場に来ています。
どんな形なのか、どんな状況で作っているのか、どれぐらいの大きさなのか・・・。
作っている方は実際に目の前で見ていますから分かりますよね。
またその地方では皆が知ってる当たり前の事実でも、その他全国の方には知られてない場合は説明が必要ですよね。
だから「音」が脳に訴えるイメージって、人それぞれの宝物のようなもの。100人いれば100人のイメージがあります。
8月の最終審査会に残るのはどの局のどの作品・・・?
今から楽しみなのです。
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