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2026年3月 6日 (金)

とりをさかなに夜はふけて

2026年2月23日~2026年3月1日
北日本放送 報道制作局(ラジオ制作)熊野 智元

【番組概要】
富山駅の北側、歩いて15分ほどにある「やきとり大吉 奥田店」。チェーン店ながら、素材の仕入れから仕込み、品ぞろえと、店主の裁量に任せられる部分が多く、奥田店は、大将やおかみの人柄もあって、足しげく通う常連客も多い。店の大将・辰尾久治さんは、48歳で店を開いて33年。81歳を迎えた今も、おかみの恭子さんと店に立ち続けている。80歳を超えてなお、店でやきとりを焼く大将と、言葉少なながら大将を支えるおかみ。富山の一軒のやきとり店の、雪降る冬の一夜です。

【制作意図】
住まいの近所にあって、普段からよく食べに行く店。以前から、大将が80歳を超えていること、そして「いつまでやれるか…」なんて話を、食べながら聞いていました。録音風物誌の制作担当が巡ってきて、ふと「このにぎわいの空間を”音”でそのまま切り取って、番組にしてみたい」と思いました。しつらえた空間での録音ではなく、カウンター席で、あえて、いつも聞こえる店のざわめきのなか収録してみました。1月の下旬のこの夜、富山県内は大雪でお客は少ないかもと思っていましたが、店は満席。いつものにぎわいとやきとりを肴に、カウンター越しに聞いた、大将と女将、家族のストーリーです。

【制作後記】
マイクを振りつつ、録音機をもう1台カウンターに置き録音しました。やきとりを焼く音をとにかく録りたいと思い臨みましたが、焼き上がりの過程で音が違うこと、そして「鶏皮」が一番いい音ということがわかりました。いっぽうで、「店の喧騒ありき」で録音に臨んだものの、さすがに店内はアルコールが入ったお客さんがほとんどなので、思い描いていた以上に店内のざわめきが大きく、収録した素材のどこを使うか、音質も含め、かなり苦労しました。ただ、これも店の日常なので、声や雑音、ざわめきも含め、店の雰囲気や、大将家族の人柄が伝わればと思います。

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半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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