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2025年12月16日 (火)

日本一の温もり纏う 五泉ニットの工場へ

2025年12月15日~2025年12月21日
新潟放送 オーディオコンテンツセンター 齊藤希

【番組概要】
婦人セーターの生産額が日本一であり、品質も日本トップクラスのニットの生産地新潟県五泉市。
寒さが堪え、凍える身体を温めてくれるアイテム「ニット」が、どのように作られているのか。また、生産額日本一や品質トップクラスであるその理由とは。11月中旬に五泉市内で開催されたイベント「GOSEN KNIT FES」の会場の1つである株式会社サイフクに伺い、その品質に迫る。

【制作意図】
新潟県の冬の風物詩というと、鮭の塩引き(村上市)、白鳥の来訪(阿賀野市)、雪まつり(十日町市)、かんずりの雪さらし(妙高市) など色々あるが、私たちの生活を支える、寄り添うもので言うと冬のアイテム「ニット」がある。近年は「五泉ニット」とブランド化をすすめているが、知名度はまだ低い。品質が高い、新潟:五泉市の「五泉ニット」が全国に広まればと、また、五泉の産業が県内の人々にも再発見してもらえればという想いで制作に臨んだ。

【制作後記】
制作を担当した齊藤の地元でもある五泉市。
ブランド化がすすめられてから「五泉ニットっていいよね」と言われることが増えたがその反面、五泉ニットについて詳しくなかった。品質の高い「ニット製品」がどのように作られているか、
また、どのように保たれているかを今回の取材を通して知ることができた。定期的に開催されている「GOSEN KNIT FES」。「これだけ丁寧な手作業があっての品質の高さ、値段があると納得した」と
訪れた来場者が共通して感想を言っていたのがとても印象的であり、地元の産業としてとても誇らしく思えた。株式会社サイフクの斉藤常務が仰っていたことでもあるが、愛媛県今治市の「今治タオル」や福井県鯖江市の「メガネ」のように新潟県五泉市の「五泉ニット」とアイテムと産地が共通して知られるような知名度になっていってほしいなと感じた。

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半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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