沸く沸く再び、鴨川湯。
2023年8月21日~2023年8月27日放送
京都放送 ラジオ編成制作局 編成制作部 大坪右弥
【番組概要】
京都市左京区、鴨川近くの住宅街の中にある老舗銭湯”鴨川湯”。1926年に創業し、長らく地域に愛されてきましたが、設備の老朽化や燃料の高騰化などを理由に、2022年9月、無期限の休業を発表します。そこで立ち上がったのが、“銭湯を日本から消さない”をモットーに、銭湯の継業を手掛ける ゆとなみ社 の丹羽悠貴さんと遠藤さくらさん。2023年7月29日に営業再開が決まった鴨川湯。運営を引き継ぐ2人の共同店長の思いと、お客さんの声から"鴨川湯"がどういった場所なのかについて迫ります。
【制作意図】
京都市左京区、鴨川近くの住宅街の中にある老舗銭湯”鴨川湯”。1926年に創業し、長らく地域に愛されてきましたが、設備の老朽化や燃料の高騰化などを理由に、2022年9月、無期限の休業を発表します。そこで立ち上がったのが、“銭湯を日本から消さない”をモットーに、銭湯の継業を手掛ける ゆとなみ社 の丹羽悠貴さんと遠藤さくらさん。2023年7月29日に営業再開が決まった鴨川湯。運営を引き継ぐ2人の共同店長の思いと、お客さんの声から"鴨川湯"がどういった場所なのかについて迫ります。
【制作後記】
鴨川湯復活への関心は高く、テレビや新聞でも取り上げられていました。この番組を制作するにあたり、ラジオではどのようなアプローチがいいのかを考えました。録音風物詩のテーマである音と改装作業中に声をかけてくれる近くに住む人の声や営業再開を待ち望んでいたお客さんの声を軸に、鴨川湯が地域の人、訪れる人にとって愛されていることが分かるような構成にしました。また、番組内における音の工夫として、休業が発表されたことが分かったときは水滴の音で静けさを。営業を再開したときには、水がジャバジャバと流れる音を入れ活気が戻ってきた様子を表現し、ストーリーと音がリンクするようにしました。
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