コーヒーを表舞台に!~高知生まれの“はちきん珈琲”
2022年7月25日~2022年7月31日放送
高知放送 クロスメディア推進局ラジオ戦略部 梅木 敦裕
【番組概要】
今年の3月、初めて高知県産のコーヒー豆「はちきん珈琲」が収穫されました。栽培に成功したのは高知市の喫茶店「コーヒー研究所・M」のオーナー 多和昌子さん。外国からの輸入が多く国内での栽培が難しいとされるコーヒー豆をなぜ高知で栽培しようとしたのか。それは、「コーヒーを表舞台に出したい」という多和さんのコーヒーに対する熱い思いがありました。高知生まれの「はちきん珈琲」が誕生するまでの経緯や苦労、そして「高知でコーヒー豆を育てたい」という熱い思いが乗った多和さんの言葉を皆さんにお届けします。
【制作意図】
外国からの輸入が圧倒的に多く、気候的な問題などもあり国内での栽培は難しいとされるコーヒー豆。そんなコーヒー豆を「高知で育てたい!」と栽培に挑み、長い期間をかけてお客さんに届けることができた多和さんの物語を多くの人に伝えたいと思い取材しました。またコーヒー豆の栽培に挑んだ際、周りからの冷ややかな声や失敗などを数多く経験した多和さん。それでも「高知でコーヒー豆を育てたい」という熱意が溢れる印象的な言葉はコーヒー作りに限らず、何かに挑む人たちの糧になると思い、今回取り上げさせていただきました。
【制作後記】
取材の時に私も「はちきん珈琲」を頂きました。私は普段、職場であまりメーカーにもこだわらずに缶コーヒーを飲んでおり、「そんな私にコーヒーの味の違いが分かるのかな…」と思いながら頂いたのですが、飲んだ瞬間、深いコクと不思議な爽やかさを口の中で感じ、思わず「おおっ!」と唸ってしまいました。普段、自身がオーナーを務める喫茶店でお客さんの好みを聞いて商品を出すほど、コーヒーに対しての知識と情熱がある多和さん。それだからこそ作ることができた「はちきん珈琲」であるとその一杯で感じることができました。また、コーヒー豆を栽培するハウスにも伺ったのですが、多和さんのご厚意で私もコーヒー豆の種をまき、順調にいけば2か月程で芽が出るということなので「早く芽が出ないかな」と楽しみにしております。
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