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2018年5月31日 (木)

茶碗にこめた一期一会のおもてなし

2018年5月14日~2018年5月20日放送 
大分放送 メディア局 ラジオ放送制作部 那賀ひとみ

【番組概要】
大分県の南に位置する佐伯市。この町で生まれ育ち、茶の湯の世界を学び、後世に伝える男子生徒がいます。今年の春、高校3年生になった岩井駿空(しゅんすけ)君。茶道をはじめてまもなく2年。今年は大きなお茶席があります。大分県で今年の秋、20年ぶりとなる「国民文化祭」で開かれるお茶会で、お手前を披露することになりました。全国から、そして世界から人々が集う大舞台。
おおいたで“一期一会”の出会いを“茶道でおもてなし”します。

【制作意図】
今回の国民文化祭のテーマは「おおいた大茶会」。期間中は、日本各地に限らず、海外からも参加者や観光客の来県が見込まれています。その催しのひとつとして、佐伯市直川の正定寺で開かれる「茶会」。その席で、高校に入学して「茶道」を習い始めた現役男子高校生・岩井駿空(いわい・しゅんすけ)君がお手前に挑戦。普段は週に1度、加藤宗枝(かとう・そうえ)先生と山田宗香(やまだ・そうこう)先生から指導を受け、地元のお祭りや小学校の学童保育などで披露しています。新たな出会いに繋がる一期一会の席を迎える岩井駿空君を紹介したいと思い、制作しました。

【制作後記】
普段の学校生活と稽古はあまり変わらないと言いながらも、お手前本番になると自分の世界に入り込む姿が印象的な岩井君。岩井君は“おもてなしの心”を一期一会のお茶席でも伝えようと、週に1度だけの稽古をとても大切にしていました。茶道のおもてなしをどのように“音”で伝えるか悩みましたが、
岩井君の優しいお手前が、リスナーの皆さんに伝わればいいなと思います。

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半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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