耳をすませば 運河育ちの元気声
2014年10月13日~2014年10月19日放送
ラジオ関西 報道制作部 西口正史
【番組概要】
神戸港の発展を支えた「兵庫運河」は、いまは時折ジェットスキーが通る程度で静かにたたずんでいます。そこではじまった、真珠の養殖プロジェクト。子供も大人も、アコヤ貝も?、毎年、運河を通して成長しています。週に一度の手入れ作業では、にぎやかな子ども達の声が響きます。
【制作意図】
ミナトばかりが注目される神戸ですが、運河もなかなか大したもんでしょ。そんな気持ちでつくってみました。運河でいま学んでいるのは子ども達だけじゃない。大人もまた、運河を学びなおしている。運河は一つの近代化遺産だということが伝わればと思います。
【制作後記】
最初に取材したのが2013年12月。そこから毎月ではありませんが、活動に併走させていただきました。外にいるのにゲーム機が手放せない子ども達が目に付く昨今。ぼくはいいたい。「ゲーム機を棄てて運河に出よう」。アコヤ貝の世話をするみんながかっこよかったのだ。
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