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2005年12月12日 (月)

初冬の博多にこだまする・せいもん払い

RKB毎日放送 ラジオ局ラジオ制作部 吉田 勇樹

毎年11月の中旬になると、福岡市内の商店街などでは、「せいもん払い」と呼ばれるセールがあります。

「せいもん払い」は、126年前に上川端商店街で、漬物店を営んでいた、八尋利兵衛(りへい)さんの呼びかけで始まります。

そんな利兵衛さんに感謝の意を込めて、毎年、「せいもん払い」の前には彼のお墓参りをし、神社で商工祈願祭も行われます。

そして、今年も「せいもん払い」がスタート。上川端商店街振興組合の理事長、原 公志さんは、この時期だけ、ご自身が店主を務める「加賀屋」でお客さんと接します。

原さんのお客さんとのやりとりや、「せいもん払い」のインタビューから、「せいもん払い」を通した商店街の伝統の重さや商売に対する真剣な姿勢が伝わります。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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