若者の未来 日本の未来 地球の未来
昨日は録音風物誌にご提供いただいている一般社団法人倫理研究所様の
「第17回地球倫理推進賞贈呈式」にお邪魔しました。
火曜会加盟各ラジオ局37社の後援もあり、毎年この時期に各局の皆さんで
伺うのですが、教育・文化・医療・環境・地域開発などの分野で、
国内海外で活躍されているNGO・NPO団体の活動を顕彰している賞の贈呈式です。
今回も国内部門、国際部門で受賞された2団体の講演を拝聴しました。
【国内部門】
認定特定NPO法人カタリバ
「生き抜く力」を備えた若者を育てることを目的に、中高生へのキャリア学習プログラム「カタリ場」を実施。大学生や社会人といった、親・先生・友達といった縦や横の関係ではないちょっと年上の先輩=「ナナメの関係」を駆使して、進路や将来について考えるきっかけ作りを推進している。
【国際部門】
特定NPO法人かものはしプロジェクト
「子供が売られない世界をつくる」をモットーに、カンボジアとインドで防止活動を展開。親の借金や生活苦のためほんの数万円で売られて働かされる子供達を救うべく、保護活動だけでなく、警察官を訓練したり、親に職能プログラムを整備したりと抜本的な活動をしている。
どちらの団体も代表は30代前半の若い女性。
「このままではいけない」といった想いに突き動かされて、若いながらも驚くべき行動力で仲間を増やし活動を継続しています。
7歳の子供がいる管理人には身につまされてしまいました。
代表のお二人のお話を聞いていて思うのは、日本は豊かで恵まれているはずなのに、若者の自殺率が高いだとか、未来が見えてこない、やる気が出ないという若者達が増えている事実に、この国の未来はどうなるんだろう、ということ。
数万円で売られて人生を奪われることなど想像だにせず、苦労なく学校にも行ける幸せな国のはずなのに。
でも、着実に「何かを変えていこう」としている若者が存在するということに、希望を見出しました。これをご縁に些少ながら協力させていただきたいと思います。
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